京都が最も混雑する季節はいつ?春夏秋冬、それぞれの人の多さ

当サイトはアフィリエイト広告を利用しています
観光
スポンサーリンク

京都が最も混雑する季節はいつ?

京都の町は、あまり広くありません。そのあまり広くない京都の町の中に、沢山の観光地があります。

その多さは、京都に住む私たちが公共交通機関を利用できなかったり、家に帰るのに渋滞に巻き込まれてしまう程です。

 

京都には観光地がごろごろあるので、どこの家の近くにも観光地があったり。

京都の交通手段はバスが基本なので、観光地近くのバス停が混んでいたり。

大きい観光バスやタクシーで道が混んでいたり。

観光地に行かなくても、「今日は混んでいるなあ」とわかる程です。

 

以前、観光関係の仕事についていた私が、そんな京都の「最も混むシーズン」を書いてみますね。

 

1番混むのは秋

京都で1番観光客が多いのは、秋。

貴船神社、嵐山、清水寺、東福寺などの有名な観光地は勿論、京都の殆どの観光地が紅葉で味わい深い景色を見せてくれます。

そのため、秋は1年で1番京都が混雑します。

 

特に混雑するのが11月23日の勤労感謝の日前後。2020年は土日との3連休だったのもあり、GOTOトラベル効果も相まって人出はピークでした。

 

私は京都に住んでいるのですが、このシーズンは家から車で10分の場所に行こうとして観光地の渋滞に巻き込まれ、1時間近くかかって帰ってきた経験があります。

それ位秋の京都は混みます。

 

京都は電車だと観光地へのアクセスがあまりよくないので、バスがメインの公共交通機関の足となるのですが、乗車率は常に100%以上。この時期は「地元の人が乗れない」と問題になることがよくあります。

 

次に混むのが春からGWにかけて

最も京都が混むのは秋ですが、次に混むのが「春」。

春といえば、これまた皆様ご存じ「桜」のシーズン。

これも同じで、京都の有名な観光地のほとんどにきれいな桜が咲きます。

 

桜の開花時期は短いですが、桜が散る頃「ゴールデンウィーク」が始まります。

ゴールデンウィークといえば大型連休。軽く旅行に行かれる方、京都に里帰りされる方などで京都はもの凄く混雑します。

 

7月

7月の京都で何があるのかというと、「祇園祭」があるんです。

この祇園祭、いつからいつまでやってると思いますか?

何と、7月1日~7月31日まで毎日何かしらの行事が行われているんです。

なので、7月は毎日全体的に混んでいます。

 

特に山鉾巡行(上の写真の山鉾が町を運ばれる)のある日は京都は物凄い人手です。

一度軽い気持ちで、「せっかく京都に住んだんだから行ってみよう~」と覗いたら、地下から地上に上がった瞬間から全く身動きの取れない位の混雑に巻き込まれてしまいました。

山鉾が通ることによる交通規制、山鉾の移動、山鉾と一緒に移動する人、山鉾を観光する人で四条付近は本当にすごい人です。

 

連休は大体混む

上に上げた秋、春の連休は勿論人が多くて混みますが、それ以外の時期も土日や連休は大体混んでいます。

冬場にはライトアップがあったり、勿論お参りなどで訪れる人もいます。年末年始は初詣にもすごい人です。

京都は本当に、いつでも大混雑しています。

 

京都が空いている時期はいつ?

じゃあ、逆に京都が空いている時期はいつなのか?

 

強いていうなら、2月頃です。

ですが、「普段より少ないかもしれない」というだけで、多いことに変わりはありません。

2月には春節(中国人の連休)があるので、中国の方で混雑することもあります。(コロナ禍で最近はめっきり中国の方の観光客は少なくなりましたが)

 

また、時期じゃなくて空いている時間帯を狙うのもいいと思います。

早い時間、もしくは遅い時間なら空いている可能性があります。

早朝から散策できる場所であれば、日が昇ってすぐの時間帯から散策を始め、ゆっくり朝ごはんを食べて過ごすのがおすすめ。

 

人が沢山の京都も味わいがあって良いですが、ゆっくりと散策したい方は空いている時間を見極めて是非京都に遊びにきてくださいね。